こんにちは、筆炬燵です。
今回も「ダテ式おえかき塾 90日間で変わる画力向上講座」の実践練習とそのレビューをしていきます。
「全身イラストを描く」ということで総合的な内容になっています。本書の第2~6週の範囲と一気に進んでいます。
胴体と手足それぞれに焦点を当てて学び、それから全身イラストを描いてみようという構成で進んでいっています。
早速、実践練習してみました。
本書では、頭から股下の頭身を3.25頭身で測ってアタリを取り、そして簡略化・素体を描くという流れになっていました。
実際に試してみました。


素体を描くときは、自分にとって分かりやすく、各パーツを意識しやすい形に簡略化して描くのがよいようです。
例えば本書では、鎖骨は弓の形を意識して描くような説明がありました。
本書では素体を描くまでで終わっていましたが、せっかくなので素体を意識しつつキャラクター模写をしてみました。
キャラは前回と同じくゲーム原神からです。

キャラ絵なので服装があってごちゃごちゃしてしまいましたが、いい感じにできました。
下書き(素体)がしっかりあるとバランスが崩れることなくきれいに描けますね。
本書では、肩をハンガー、胸部を卵、骨盤をハートととらえて簡略化していました。絶対この形がいいということではなく、自分がとらえやすい形で簡略化するのがよいと思います。
また、男女の差異についても説明がありました。
女性の全身は骨盤の幅を広く肩幅を狭く、反対に男性は骨盤の幅を狭く肩幅を広く取って描くとそれぞれが描き分けることでした。これはイラスト練習でよく聞く内容ですね。
本書の内容から離れますが、シルエットラインも男女で差異をつけるとよいです。女性の場合は丸く滑らかに、男性の場合は起伏を大きめにごつごつした感じで描くと男女差が区別されているように見えます。
今回ポーズの模写するにあたって、よく使っている「Quickposes」というサイトを利用して模写練習しました。30秒ドローイングのように早描きの練習もできますし、じっくり一枚絵をクロッキーやスケッチして練習することもできます。おすすめです。
そしてこちらがその模写です。




手足を描くのが難しい場合は、まずは胴体だけから描いていくのでも十分に練習になりますね。
腕を描くときは肩肘と肘手首の線を1:1に、足を描くときは股から膝下の長さと膝下から足首の長さを1:1に取ります。
この比率に注意して模写練習してみました。




本書でためになったなという説明は、「手首の付き方は水平でなく傾いてついている」「人差し指から小指は一直線ではなく曲線を描いて掌についている」といった点です。
こういったことは描きなれていく上で身に着けていくものですが、頭で理解しておくことも重要ですね。


ちなみに補足ですが、脚を曲げたときの膝裏は、外側から脚の横を見たときは脛の線が上にきて、内側から見たときは太ももの線が上にくるように描くといい感じになるようです。
こういうポイントを知ることができるのが書籍で勉強することの良い点ですね。



本書では、6.5頭身での全身イラストを描く説明の流れでしたが、せっかくなので7.5頭身のイラストも練習してみました。









やはり総合的な技術が必要であるので、講座でも長い練習時間が設けられていましたね。
色々説明がありましたが、つまるところ「比率に注意して絵を描く」ことが大切なことで基本的なことであることを再認識しました。
初心のうちに身に着けておくのが重要ですね。
それではまた次回。
今回も「ダテ式おえかき塾 90日間で変わる画力向上講座」の実践練習とそのレビューをしていきます。
「全身イラストを描く」ということで総合的な内容になっています。本書の第2~6週の範囲と一気に進んでいます。
講座の概要
本書の日単位のテーマを描くとながいので、週単位のテーマを紹介しておきます。- 2週目 胴体
- 3週目 手足
- 4週目 全身(正面)
- 5週目 全身(横向き)
- 6週目 全身(斜め)
胴体と手足それぞれに焦点を当てて学び、それから全身イラストを描いてみようという構成で進んでいっています。
早速、実践練習してみました。
胴体を描く練習
前回、顔を描く練習でも重要なことでしたが、頭身を意識してアタリをとることがとても大切です。本書では、頭から股下の頭身を3.25頭身で測ってアタリを取り、そして簡略化・素体を描くという流れになっていました。
実際に試してみました。


素体を描くときは、自分にとって分かりやすく、各パーツを意識しやすい形に簡略化して描くのがよいようです。
例えば本書では、鎖骨は弓の形を意識して描くような説明がありました。
本書では素体を描くまでで終わっていましたが、せっかくなので素体を意識しつつキャラクター模写をしてみました。
キャラは前回と同じくゲーム原神からです。

キャラ絵なので服装があってごちゃごちゃしてしまいましたが、いい感じにできました。
下書き(素体)がしっかりあるとバランスが崩れることなくきれいに描けますね。
簡略化してとらえる
先ほど書きましたが、アタリ・素体を描く際にはパーツを簡略化してとらえるのがよいと本書にありました。本書では、肩をハンガー、胸部を卵、骨盤をハートととらえて簡略化していました。絶対この形がいいということではなく、自分がとらえやすい形で簡略化するのがよいと思います。
また、男女の差異についても説明がありました。
女性の全身は骨盤の幅を広く肩幅を狭く、反対に男性は骨盤の幅を狭く肩幅を広く取って描くとそれぞれが描き分けることでした。これはイラスト練習でよく聞く内容ですね。
本書の内容から離れますが、シルエットラインも男女で差異をつけるとよいです。女性の場合は丸く滑らかに、男性の場合は起伏を大きめにごつごつした感じで描くと男女差が区別されているように見えます。
今回ポーズの模写するにあたって、よく使っている「Quickposes」というサイトを利用して模写練習しました。30秒ドローイングのように早描きの練習もできますし、じっくり一枚絵をクロッキーやスケッチして練習することもできます。おすすめです。
そしてこちらがその模写です。
女性のポーズ模写


男性のポーズ模写


手足を描くのが難しい場合は、まずは胴体だけから描いていくのでも十分に練習になりますね。
手足を描く練習
毎度描きますが、手足を描く上でも比率がとても大切です。腕を描くときは肩肘と肘手首の線を1:1に、足を描くときは股から膝下の長さと膝下から足首の長さを1:1に取ります。
この比率に注意して模写練習してみました。
腕の模写


本書によると、腕を正面に見たときは腕の凹凸が外側の方が内側の方より高い位置になり(下のアタリの絵の斜め線の個所です)、手首の凹凸の高低差は上腕や前腕と逆になる点が注意です。
また、腕を側面側から見たときの腕の凹凸は、正面側が低く後ろ側が高くなります。
手の模写


手は人の体の中では複雑な構造をしているので、やはり描くのは難しいです。
イラストは日ごろから描いていますが、自分は一向にうまくならない部位です(笑)
本書でためになったなという説明は、「手首の付き方は水平でなく傾いてついている」「人差し指から小指は一直線ではなく曲線を描いて掌についている」といった点です。
こういったことは描きなれていく上で身に着けていくものですが、頭で理解しておくことも重要ですね。
脚の模写


脚の曲線の凹凸にも外側・内側でずれがあります。
本書によれば、脚を正面から見たときは外側を内側より高い位置に凸がくるように取るといいということです。また、横から見たときは後側が正面側より高い位置に曲線の凸がくるとよいそうです。
本書によれば、脚を正面から見たときは外側を内側より高い位置に凸がくるように取るといいということです。また、横から見たときは後側が正面側より高い位置に曲線の凸がくるとよいそうです。
ちなみに補足ですが、脚を曲げたときの膝裏は、外側から脚の横を見たときは脛の線が上にきて、内側から見たときは太ももの線が上にくるように描くといい感じになるようです。
こういうポイントを知ることができるのが書籍で勉強することの良い点ですね。

足の模写


本書によると、可動部分を意識しながら取っていくといいようです。
具体的には、指・甲・かかと・足首の4パーツを分けてざっくりアタリをとってくと、向きやポーズが変わっても描きやすいということです。
全身のイラストを描く
さて、今までの内容の総合練習です。本書では、6.5頭身での全身イラストを描く説明の流れでしたが、せっかくなので7.5頭身のイラストも練習してみました。
正面向きの模写



横向きの模写



斜め向きの模写



まとめ
今回は「全身イラストを描く」についてでした。やはり総合的な技術が必要であるので、講座でも長い練習時間が設けられていましたね。
色々説明がありましたが、つまるところ「比率に注意して絵を描く」ことが大切なことで基本的なことであることを再認識しました。
初心のうちに身に着けておくのが重要ですね。
それではまた次回。