こんにちは、筆炬燵です。
『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方 圧倒的に心を揺さぶる作画流儀』の実践&レビューの続きです。
前回の内容はこちら。
CHAPTER1各章のタイトルは次のようになっています。
本書では指を曲げたときの太さや各指の位置での断面の形、指の面について詳しく解説されています。
本書にならい、指の形を意識して練習してみたのがこちらです。


著者の方はアップの手を描くときはかなり細かく分割して立体的に考えるそうです。手の構造を理解する上でこの練習は大切なようですね。
また、シワは手の肉感を表現する上でとても重要な役割があり、肉感を意識したシワをいれるとリアリティのある手が描けるようになるそうです。
本書ではシワで表現する様々なパターンが解説されています。


後述にもありますが、シワで男女の表現や年齢の表現もすることができるので、シワを上手に描けることは手を描く上でとても重要な技術のようですね。

手の立体感を出すには、手の構造を理解し厚みや凹凸を意識する必要があります。
本書では、凹凸に沿ってシワをいれるテクニックが紹介されています。

男性の手を描く場合は四角く直線をイメージして描き、女性の場合は丸く曲線的にとらえるとよいそうです。
この捉え方は手に限らず、人体を描く上でも同じような捉え方をしますね。
また、凹凸の表現の度合いや爪の形などを描き分けることでより違いを表現できるようです。

年齢の描き分けで重要なのはシワの描き込みです。年齢が若いほどシワを描く数を減らしておくとよいです。
また、凹凸にも注意です。子供は丸みを意識するとそれっぽくみえます。同じ理論で太ってる人の手は幼く見えますね。
年配の方は皮膚のたるみがあるので、シルエットも凹凸を強調しておくとよいそうです。

遠近での手の描き方にもテクニックがあるそうです。
遠目になるほど描きこみを減らし、線を記号的に描き単純化しておくのがよいそうです。遠目の場合に爪やシワを描きこむと情報量が多く、ごチャットしてしまいます。
逆にアップで描くときは、爪やシワをしっかり描いて上記で紹介した男女の違いや年齢の違いなどを表現しましょう。
手を描く上での基本的なテクニックが充分に説明されていました。
絵を描き始めた初心の自分にとっては、かなり充実した内容になっています。基本的な手の描き方が分からない方は是非本書を参考にしてみるとよいと思います。
手は人体イラストの中でもかなり難しい方なので、日々反復して練習しておいた方がよいですね。
それではまた。
『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方 圧倒的に心を揺さぶる作画流儀』の実践&レビューの続きです。
前回の内容はこちら。
本書の概要
今回は前回の続きCHAPTER1の後半の内容を実践しています。CHAPTER1各章のタイトルは次のようになっています。
- 指の形
- シワ
- 立体感
- 男女の違い
- 年齢の違い
- サイズの違い
- 絵柄の違い
前回のアタリの取り方など基本のところから、今回は細部の描き方や人の手の違いの描き方が解説されています。
リアリティのある手
指の形に注意する
指を描く際は指の断面の形を意識するとリアリティのある手を描くことができるそうです。本書では指を曲げたときの太さや各指の位置での断面の形、指の面について詳しく解説されています。
本書にならい、指の形を意識して練習してみたのがこちらです。


著者の方はアップの手を描くときはかなり細かく分割して立体的に考えるそうです。手の構造を理解する上でこの練習は大切なようですね。
手のシワ
手のシワについては、当然ですが曲がる部分に線を入れていくことで表現できます。前回ありましたが手をブロックで考えたときにブロックの境目の場所にシワを入れるとよいそうです。また、シワは手の肉感を表現する上でとても重要な役割があり、肉感を意識したシワをいれるとリアリティのある手が描けるようになるそうです。
本書ではシワで表現する様々なパターンが解説されています。


後述にもありますが、シワで男女の表現や年齢の表現もすることができるので、シワを上手に描けることは手を描く上でとても重要な技術のようですね。
立体感

手の立体感を出すには、手の構造を理解し厚みや凹凸を意識する必要があります。
本書では、凹凸に沿ってシワをいれるテクニックが紹介されています。
男女の違い

男性の手を描く場合は四角く直線をイメージして描き、女性の場合は丸く曲線的にとらえるとよいそうです。
この捉え方は手に限らず、人体を描く上でも同じような捉え方をしますね。
また、凹凸の表現の度合いや爪の形などを描き分けることでより違いを表現できるようです。
年齢の違い

年齢の描き分けで重要なのはシワの描き込みです。年齢が若いほどシワを描く数を減らしておくとよいです。
また、凹凸にも注意です。子供は丸みを意識するとそれっぽくみえます。同じ理論で太ってる人の手は幼く見えますね。
年配の方は皮膚のたるみがあるので、シルエットも凹凸を強調しておくとよいそうです。
遠近の違い

遠近での手の描き方にもテクニックがあるそうです。
遠目になるほど描きこみを減らし、線を記号的に描き単純化しておくのがよいそうです。遠目の場合に爪やシワを描きこむと情報量が多く、ごチャットしてしまいます。
逆にアップで描くときは、爪やシワをしっかり描いて上記で紹介した男女の違いや年齢の違いなどを表現しましょう。
まとめ
今回紹介した内容と前回の内容が、本書『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方 圧倒的に心を揺さぶる作画流儀』のCHAPTER1の内容となっています。手を描く上での基本的なテクニックが充分に説明されていました。
絵を描き始めた初心の自分にとっては、かなり充実した内容になっています。基本的な手の描き方が分からない方は是非本書を参考にしてみるとよいと思います。
手は人体イラストの中でもかなり難しい方なので、日々反復して練習しておいた方がよいですね。
それではまた。